2020年9月に発生した台風10号。
約40年近く九州に住んでいますが、超大型!特別警報級!これまで経験したことがない暴風!と、台風が来る何日も前から気象庁の方が会見をされ、これだけ大きく警告されたことは初めてだったのではないかと思います。
そして今回、台風の備えとして初めて窓に段ボールを貼ったり、貴重品など必要なものを一つのバッグにまとめてすぐ持ち出せる状態にしたりと様々な対策を行いました。
幼い頃からもう何度も台風を経験してきましたが、台風が来る前にこれだけの準備をしたのは初めての出来事です。
今後発生する台風でもしっかりと対策ができるように、今回行った準備をまとめておきます。
とにかく早め早めの行動が大事
2020年9月に発生した台風10号は「これまでに経験したことがない強さ」と何日も前から警告されていたこともあり、準備をする時間は十分にありました。
しかし、欲しいものが売り切れていて買えないという方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。
ブルーシートや養生テープ、懐中電灯、段ボールなど、必要なものは台風が近づくにつれてお店から商品がなくなります。
今回の台風は6~7日に接近する予報。私は4日に朝から養生テープを探し、運よく2軒目で購入することができましたが、どのホームセンターも普段ではありえないくらいの駐車場の込み具合、お店の中も混雑していてレジもかなりの行列でした。
台風だけに限らず他の災害にも備えて、防災グッズは普段から準備しておきましょう。
- 消費期限のない防災グッズ・日用品は早めに準備しておく。年に数回点検をして、きちんと使えるかどうかチェック。
- 水や非常食など、日持ちのする食料品も準備しておく。こちらも定期的にチェックをして、賞味期限の近いものは新しいものと入れ替える。
- 今回の台風のように必要になったものを買いに行く場合はとにかく早めに。遅くなればなるほど、どのお店も売り切れてしまいます。
台風10号の対策として行った準備
私は長崎県在住です。
家は賃貸の2階建て木造アパートで、2階に住んでいます。
台風10号の対策として行った準備をまとめておきます。
- 窓に養生テープで段ボールを貼り付ける
- ペットボトルをできるだけ冷凍しておく
- ベランダ・外に置いているものは中に入れる
- 貴重品などを一つにまとめておく
- お風呂に水をためる
- 洗濯を済ませておく
- ご飯を多めに炊く
- スマホ・タブレットの充電
詳しくご紹介していきます。
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台風10号の対策として行った準備①:窓に養生テープで段ボールを貼り付ける
万が一窓ガラスが割れてしまっても、部屋の中にガラスが飛び散るのを防ぐための対策です。窓に直接養生テープを貼る方法もありますが、より補強できればと思い今回は段ボールを貼り付けました。
我が家には大1・中3・小1の窓があります。
全ての窓に養生テープを使って段ボールを貼った場合、50mm×25mの養生テープを約3個使いました。(段ボールのまわりだけでなく、間にも何本か貼っています。)
思っている以上に養生テープを使いますので、在庫があるうちに複数個の養生テープを準備しておくことをおすすめします。
網戸に関しては、台風10号の数日前に接近した台風9号で、右へ左へバタンバタンと動いてしまう状況でした。外して中に入れることも考えましたが、網戸が少しでも何かが飛んできた時の防御になればとつけておくことに。網戸は外から養生テープで固定して動かないようにしました。
また、窓のカーテンを閉めておくだけでも窓ガラスの飛散防止になるようです。しっかりとカーテンを閉めて、隙間が開かないようにカーテンの中央を洗濯バサミでとめておきましょう。
台風10号の対策として行った準備②:ペットボトルをできるだけ冷凍しておく
ペットボトルの水やお茶を冷凍しておくことで、もし停電してしまった場合に少しでも食品の腐敗を遅らせるために保冷剤がわりとして使うことができます。
夏場の場合は熱中症対策として身体を冷やしたり、もちろんそのまま飲料水として飲むこともできます。
我が家の冷蔵庫は小さく、2Lのペットボトルを入れるスペースがなかったため、小さいペットボトルのお茶とスポーツドリンクをできるだけ冷凍し、残りは冷蔵庫で冷やしておきました。
保冷剤もあれば冷凍しておきましょう。
停電してしまった場合は冷蔵庫が使えなくなってしまうため、ダメになりそうな食材から前もって使っておくのが良いかもしれません。
台風10号の対策として行った準備③:ベランダ・外に置いているものは中に入れる
ベランダの物干し竿は中にしまいました。
物干し竿だけでなく、植木鉢やプランター、ベランダ収納ボックスなど、飛ぶ可能性があるものは中に入れておきましょう。
また我が家には自転車があり、駐車場の車を停めるスペースの後ろに置いています。玄関に入れるのは少し難しいサイズで、2階の玄関前に置いておくのも危険だと思ったので、いつもの台風の時は倒しておくだけなのですが、今回は倒して紐でくくりつけておきました。
自宅や近隣の方に被害を出さないよう、しっかりと対策を行いましょう。
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台風10号の対策として行った準備④:貴重品などを一つにまとめておく
暴風雨になってからではもう避難所へ向かうことはできないということは分かっていましたが、もし一つの部屋の窓が割れてしまった場合、せめて他の部屋に逃げることができるようにと通帳・印鑑・お金などの貴重品はすぐに持ち出せるように一つのバッグにまとめておきました。
これさえあれば、というくらいまで荷物をまとめたのは初めての出来事でした。
コロナ禍の中ですので、マスクや除菌スプレーも準備しておきましょう。
台風10号の対策として行った準備⑤:お風呂に水をためる
断水対策として、お風呂に水をためておきます。もし断水してしまった場合にトイレ用として使います。
停電・断水になってしまうとお風呂にも入れないので、明るいうちに早めにお風呂はすませておきましょう。
台風10号の対策として行った準備⑥:洗濯を済ませておく
停電・断水になると洗濯することができません。
特に使いそうなタオル・服・下着など洗える分は洗っておきました。
台風10号の対策として行った準備⑦:ご飯を多めに炊く
あらかじめご飯を炊いておくことで、もし停電・断水になっても食事をとることができます。
我が家は5合炊いておきました。
夫婦二人暮らしなので、2~3食分にはなりそうです。前もっておにぎりにしておくのも良いと思います。
またお風呂と同様、台風が来る日の食事は早めに済ませておきましょう。
台風10号の対策として行った準備⑧:スマホ・タブレットの充電
停電になってもスマホは使えるように、スマホ・タブレット等の充電は満タンにしておきましょう。いろんな情報を得るのに必要となってきます。
モバイルバッテリーはお店では売り切れになっていたので、早めに購入しておいた方が良いと思います。
我が家は車で充電ができるカーチャージャーを使用しています。
台風10号の対策として行った準備 まとめ
幸い我が家は被害に遭わずに済みましたが、道路を挟んだ向かい側では夕方まで停電が続いていたようです。
今までに経験した中でも本当に怖かった台風でした。
そして改めて日頃の備えの大切さを考えさせられた台風になりました。
これから台風シーズン。
台風だけでなくあらゆる災害に備えて、防災グッズの見直しをしておきたいと思います。