夫のスーツのズボンが破れてしまいました。
まだまだ新しくて着れるスーツ。
このままでは破れた部分が広がってしまうので、お直しに出そうと思い持って行ったところ、思っていた以上に高かったのでアイロン接着補修布を使って自分で補修することにしました。
今回は破れたスーツをお直しに出す場合にかかる金額と、アイロンで接着できる補修布を使って自分で補修する方法をまとめます。
- スーツ破れのお直しにかかる金額が知りたい方
- できるだけお金をかけずに補修したい方
- アイロン接着補修布で本当にきちんと直せるのか知りたい方
目次
スーツのズボンの破れ具合
上の写真がスーツのズボンの破れた部分。お尻のポケット辺りです。
このように、衣類がどこかに引っかかったりして鉤(かぎ)状に裂けることを「かぎ裂き」と言います。
どこかに引っかけたのか、いつもズボンのポケットにお財布を入れているので、お財布の角でダメージを受けたかというような破れでした。
スーツ破れでお直しにかかる金額
補修どころか、ボタンを付けたり簡単な裁縫ですら綺麗に仕上がらない私。
多少お金がかかっても仕方がないと思い、お直しの金額を聞きに行きました。
お直しの金額を聞きに行った店舗が下の2店。
- 洋服の青山
- マジックミシン
それぞれお直しがいくらかかるのかをご説明していきます。
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お直しにかかる金額①:洋服の青山
こちらのスーツは「洋服の青山」で購入したので、スーツを持参してまずは購入した店舗へ行ってみました。
破れた部分を見ていただいたのですが、洋服の青山ではスソ直しなどの簡単なお直しだけしかされておらず、破れや穴の補修はできないとのこと。
洋服の青山からどこか別のお直しのお店に出してもらうということもされていないので、洋服の青山にお願いすることはできませんでした。
お直しにかかる金額②:マジックミシン
「マジックミシン」は大型ショッピングモール内によく入っている、洋服のお直し・リフォームのお店です。
マジックミシンではスーツ破れのお直しが可能で、お直しの方法としては「かけはぎ」か「ミシン刺し」の2種類がありました。
「かけはぎ」は、破れた部分を共布・糸を使ってできるだけ目立ちにくく補修する方法です。かけはぎにかかる金額は約15,000円、日数は約1ヶ月程度かかるとのこと。
元々高級でもないスーツなので、補修に15,000円はさすがに高すぎると思い断念しました。
「ミシン刺し」は、布と同じような色の糸を使ってミシンで細かく縫い込んで補修する方法です。
かけはぎより費用を抑えることができますが、それでもミシン刺しにかかる金額は約3,000円。
そしてミシン刺しの場合、お店にある似た色の糸を使うためスーツと全く同じ色の糸を使うことができず、仕上がりがけっこう目立ってしまうと言われました。
かけはぎより安価ではありますが、綺麗に仕上がるかどうかが不安だったので一旦持ち帰ることにしました。
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スーツ破れをアイロン接着補修布を使って自分で補修する方法
お直しが高かったため、自分で直せる方法がないかを探していたところ、アイロンで簡単に接着できるアイロン接着補修布があることを知りました。
こちらがアイロン接着補修布です。
今回の補修布は普通地~厚地用、色はダークグレーを購入しました。補修布にはこれ以外にもジャージ用・くつ下用・デニム用などいろんな生地用の種類があり、色も数種類あったので、生地と色をきちんと確認してから購入しましょう。
補修に必要なものは以下の5点だけ。
- アイロン補修布
- はさみ
- あて布
- アイロン
- アイロン台
まず、補修する箇所より少し大きめに補修布を切ります。この時、角を丸く切っておくとはがれにくくなります。
補修布はツルツルした面が表、ザラザラした面が裏(衣類との接着面)です。
衣類を裏返し、補修布の裏面を補修する箇所にあてます。
この上からあて布をして、ドライ中温のアイロンを約10~15秒しっかりとあてます。はがれにくいようにするため、アイロンの熱が完全に冷めるまで動かさずに置いておきます。
仕上がった状態がこちらです。
裂けてめくれてしまっていた布もピタリとくっつき、思っていた以上に綺麗に仕上がりました。補修布も表からは見えないので、色が多少違っても特に問題なさそうです。
15,000円や3,000円もかけて補修に出すよりも、200円の補修布だけで簡単に補修ができるので、実際これで十分だと感じました。
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スーツ破れが補修できるアイロン接着補修布「カンタン補修シリーズ」について
今回のスーツ破れの補修に使用したのがKAWAGUCHIのアイロン接着補修布です。
KAWAGUCHIは補修用品・ハンドメイド用品・雑貨などを企画・開発している会社。補修用品の一つにアイロン接着補修布などのカンタン補修シリーズがあります。
カンタン補修シリーズは、縫わなくても簡単に補修することができる商品ばかり。
- アイロン接着(デニム・くつ下・ジャージ・すそ上げなど)
- シールタイプ(傘・ナイロンなど)
- ボンドタイプ(カーテン・スラックス・スカートなどのすそ上げ)
- 両面接着テープ(すそ上げ・折り返しなど)
など、縫わなくても簡単に補修することができる商品が幅広く揃っています。
今回私がスーツ破れに使ったのが、普通地~厚地用のダークグレー。
もちろん黒や、
いろんなカラーがセットになっているものもあります。
他にも、衣類の生地や色によってさまざまな種類の補修布がありますので、ぜひチェックしてみて下さいね。
スーツ破れをアイロン接着補修布を使って補修する方法 まとめ
お直しの金額が高かったので、自分でできるアイロン接着補修布を使って補修をしてみましたが、実際これで十分だと感じました。
アイロンで接着するだけなのでとても簡単で、初めてでも、私のように裁縫が苦手でも綺麗に補修することができました。
こんなに綺麗に仕上がるなら、もし他に破けてしまった衣類があれば、同じように補修してみたいと思います。